国民年金保険料をクレジットカード納付に変更する方法。口座振替とどちらがお得か徹底検証!

公開日: : 最終更新日:2016/09/27 クレジットカードの活用術

国民年金保険料をクレジットカード納付に変更する方法。口座振替とどちらがお得か徹底検証!
公共料金や携帯電話料金をはじめとした毎月の固定費を、クレジットカード払いにするというのは、今では当たり前の時代になってきましたが、国民年金保険料の支払いにかんしては、皆さんどうされていますでしょうか?

平成20年3月から国民年金保険料の納付方法にクレジットカード納付が導入されたとはいえ、まだまだ現金納付や口座振替で支払いをしているという方も多いのではないかでしょうか?

理由としては、「知らなかった」、「変更する方法がわからない」、「メリットがよくわからない」、「面倒くさい」などなどいろいろと考えられますが、今回は『クレジットカード 活用術編』の第四弾として、「国民年金保険料をクレジットカード納付に変更する方法、そしてメリットやデメリット」について紹介していきたいと思います。

国民年金保険料の支払いにカード払いを検討しているという方はぜひ最後まで読んでみてください。

国民年金保険料をクレジットカード納付に変更する方法とは?

国民年金保険料をクレジットカード納付に変更する方法は非常に簡単です。

国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」に必要事項を記入して、お近くの年金事務所、あるいは年金相談センターへ提出するだけです。

「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」とは以下のような書類です。

国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書
では、「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」はどこで入手することができるのでしょうか?

申込用紙はどこで入手するの?

申込用紙は以下の3つの方法で入手することができます。

国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書の入手方法

1.日本年金機構のホームページからダウンロードする

日本年金機構のホームページから、申込用紙を直接ダウンロードすることができます。これがもっとも簡単な方法になりますね。

ダウンロードはこちら

2.年金事務所・年金相談センターに電話をして郵送してもらう

お近くの年金事務所、あるいは年金相談センターに電話をして申込用紙を、自宅に郵送してもらうことができます。

年金事務所・年金相談センターの電話番号はこちら

3.年金事務所・年金相談センターへ取りに行く

申込用紙は年金事務所・年金相談センターにも備え付けてありますので、直接行ってもらうことができます。

申込用紙を提出した後は?

お近くの年金事務所・年金相談センターに、記入し終えた申込用紙を提出した後は、手続きが完了次第、以下のような「国民年金保険料クレジットカード納付のお知らせ」が送られてきます。

国民年金保険料クレジットカード納付のお知らせ
仮に、手続きがうまく完了しなかった場合は、以下のような「クレジットカード有効性確認結果」が送られてきます。

クレジットカード有効性確認結果
いずれの場合も、申込用紙を提出してから数週間後に送られてきます。

 
以上が「国民年金保険料をクレジットカード払いに変更する方法」についての紹介でした。簡単ですね(^^)

続いては、国民年金保険料をクレジットカード払いにするメリットとデメリットについて見ていきたいと思います。まずはメリットから紹介します。

国民年金保険料をクレジットカード納付にするメリットとは?

国民年金保険料をクレジットカード納付にするメリットとしてあげられるのは次の3つ。

クレジットカード納付にするメリット

1.家計管理が楽になる

公共料金や電話料金といった固定費の支払いに充てているカードを、国民年金保険料の引き落としカードに設定すれば、わざわざ家計簿を付けなくてもカード会社から送られてくる「利用代金明細書」を見るだけですべてを一括管理することができますので、家計管理がとても楽になります。

2.国民年金保険料の払い忘れを防止できる

クレジットカードで国民年金保険料を納付する場合も、口座振替と同様に継続して支払いが行われますので、払い忘れを防止することができます。

もちろん最終的には、カード会社からの引き落としがありますので、残高不足には十分注意してくださいね。

3.カード会社のポイントが貯まる

やはりこれが最大のメリットと言って良いのではないでしょうか。

国民年金保険料も、通常のショッピング同様にカードで支払いをすれば、利用金額に応じてポイントを貯めることができます。

貯まったポイントは、キャッシュバックやポイントプログラムへの移行、商品と交換したりと、現金と同じように使うことができますので、間接的ではありますが、保険料を割引することができます。

国民年金保険料のクレジットカード納付はどれだけお得になるの?

では、実際に国民年金保険料をクレジットカード納付にすればどれだけお得になるのでしょうか?ポイントが貯まるといっても、損をしていては何も意味もありませんよね。

そこで、次はクレジットカード納付のポイント付与が、現金納付と口座振替に比べて、どれくらいお得になるのかということについて、平成28年度の保険料を例にとって見ていきたいと思います。

まず、平成28年度の国民年金第1号被保険者及び任意加入被保険者の保険料は、1ヵ月当たり「16,260円」、1年間当たり「195,120」になります。

支払方法が「6ヵ月前納」の場合

6ヵ月前納とは、4月~9月分までと10月~翌年3月分までの各6ヶ月分の保険料を4月末(4月~9月分)と10月末(10月~翌年3月分)の2回に分けて支払う方法です。

支払う保険料と割引額は以下の通りです。

納付方法割引額ポイント
(還元率1%)
合計割引額1回あたりの
納付額
年間保険料
現金納付790円790円96,770円193,540円
口座振替1,110円1,110円96,450円192,900円
クレジットカード
納付
790円967円相当1,934円95,803円191,606円

 
保険料の支払いを6ヵ月前納にした場合、クレジットカード納付は口座振替に比べて、年間「1,294円」お得になります。

仮に、還元率0.5%のクレジットカードを利用した場合でも、口座振替に比べて、年間「326円」お得になります。

支払方法が「1年前納」の場合

1年前納とは、4月~翌年3月分までの保険料をまとめて、4月末に支払う方法です。

支払う保険料と割引額は以下の通りです。

納付方法割引額ポイント
(還元率1%)
合計割引額年間保険料
現金納付3,460円3,460円191,660円
口座振替4,090円4,090円191,030円
クレジットカード
納付
3,460円1,916円相当5,376円189,744円

 
保険料の支払いを1年前納にした場合、クレジットカード納付は口座振替に比べて、年間「1,286円」お得になります。

仮に、還元率0.5%のクレジットカードを利用した場合でも、口座振替に比べて、年間「328円」お得になります。

支払方法が「毎月払い(早割)」の場合

毎月払い(早割)とは、本来の納付期限よりも1ヵ月早く保険料を支払う方法です。具体的には、当月の保険料を当月末まで支払うということです。

支払う保険料と割引額は以下の通りです。

納付方法割引額ポイント
(還元率1%)
合計割引額1回あたりの
納付額
年間保険料
現金納付
口座振替50円50円16,210円194,520円
クレジットカード
納付

 
毎月払い(早割)は、口座振替のみの支払い方法になりますので、現金納付やクレジットカード納付では選択することはできません。口座振替の年間割引額は「600円」になります。

支払方法が「毎月払い」の場合

毎月払いとは、当月の保険料を ”翌月末” までに支払う方法です。

支払う保険料と割引額は以下の通りです。

納付方法割引額ポイント
(還元率1%)
合計割引額1回あたりの
納付額
年間保険料
現金納付0円0円16,260円195,120円
口座振替0円0円16,260円195,120円
クレジットカード
納付
0円162円相当162円16,098円193,176円

 
保険料の支払いを毎月払いにした場合、いずれの納付方法も割引はありません。ですが、クレジットカード納付の場合は、毎月162円相当のポイント付与がありますので、年間「1,944円」分口座振替よりお得になります。

仮に、還元率0.5%のクレジットカードを利用した場合でも、口座振替に比べて、年間「972円」お得になります。

 
いかがでしたか?どの支払方法を選択したとしても、クレジットカード納付の方が、現金納付や口座振替よりお得になるという結果がでましたね。

中でも特に、現金納付、口座振替いずれの場合も保険料の割引がない「毎月払い」でも、クレジットカード納付ならポイント還元という名の割引を受けられるというのがうれしいですね。

国民年金保険料をクレジットカード納付にするデメリットとは?

国民年金保険料をクレジットカード納付にするデメリットはたった一つだけです。それは、口座振替よりも現金割引が少ないということです。

口座振替よりクレジットカード納付の方がお得になるというのは、あくまでポイント還元を加算した場合の話になりますので、実質的な割引額としては、口座振替の方が上です。

ですから、ポイントをもらったとしても、使い道がないという方は、口座振替の方が得をしたと思える場合もあります。

その辺りの捉え方は個人によって変わってくるかと思いますので、ご自分にとって一番 ”お得” だと思える納付方法を選択されるのが良いかと思います。

国民年金保険料においてはデメリットもメリットになる

クレジットカード納付は口座振替よりも現金割引が少ないのがデメリットだと先程言いましたが、実は国民年金保険料においては、これが逆にメリットになるんです。

それは、国民年金保険料の支払いは全額「社会保険料控除」の対象になるからです。

つまり、支払額が口座振替より多いクレジットカード納付は、その差額分だけ所得が減り、支払う税金を少なくすることができるということです。

わずかな節税とは言え、これはうれしいことですね。

クレジットカード納付をする際の注意事項とは?

クレジットカード納付をする際には、いくつか注意事項がありますので以下にまとめておきます。

  1. 支払い可能な保険料は、「定額保険料」および「付加保険料込みの定額保険料」となります。ただし、保険料の一部を免除されている場合は利用できません。
  2. クレジットカード納付は、口座振替割引が適用されません。
  3. カード会社への支払回数は「1回払い」のみとなります。分割払いやリボ払いなどは利用できません。
  4. 過去の未支払い分については支払うことはできません。
  5. カードの利用限度額が低いと支払いができない場合があります。
  6. クレジットカードによってはポイント付与対象外になる場合があります。

 
以上が、クレジットカード納付をする際の注意事項となりますが、特に最後の2つにかんしては注意が必要です。

カードの利用限度額が低いと支払いができない場合があります。

1年または6ヵ月前納を利用した場合の引き落としは、ある程度まとまった額になりますので、普段のショッピングや公共料金の支払いなどにもカードを利用していた場合は、利用限度額を超えてしまい保険料の支払いができなくなってしまう場合があります。

限度額オーバーで保険料の引き落としができなかった場合は、クレジットカード納付は利用できず、郵送されてくる納付書での支払いとなってしまいます。

そうなれば当然、ポイントは付与されず損をしてしまいますので、カードの利用限度額が高くないという方は、そのあたりのこともチェックしておくようにしてください。

クレジットカードによってはポイント付与対象外になる場合があります。

クレジットカード納付にしたからと言って、すべてのカードでポイントが付与されるというわけではありません。

中には、カードが使えてもポイント付与の対象外となるものもありますので、保険料の引き落としに指定するクレジットカードは、前もってポイントが付与されるカードかどうかを確認しておく必要があります。

くれぐれも「カード払いにしたのに、利用明細書を見たらポイント付与されていなかった」なんてことにはならないようにしてくださいね。

お金に余裕のある方は2年前納がお得!

これまで、保険料の支払いは ”クレジットカード納付の方がお得になる” と紹介してきましたが、実は口座振替の方がお得になるケースというのもあります。

それは、2年度分(4月~翌々年3月分)の保険料を4月末に一括で支払う「2年前納」という支払方法です。

この支払方法は、平成26年の4月からスタートした新サービスで、「口座振替のみ」利用することができます。

実際の割引額を平成28年度を例にとって見てみると、1回あたりの納付額は「377,310円」、割引額は「15,690円」となっています。

これだけではどれだけお得なのかイメージしづらいと思いますので、クレジットカード納付と割引額を比較したいと思います。

納付方法支払方法1回あたりの
納付額
割引額割引額(2年分)
口座振替2年前納377,310円15,690円15,690円
クレジットカード
納付
1年前納189,744円5,376円10,752円

 
割引額を2年分に換算すると、2年前納はクレジットカード納付の1年前納より、「4,938円」分お得になっていますね。お金に余裕がある方は、2年前納がおすすめです。

「2年分を一括で支払うのはちょっときつい・・・」という方は、やはりクレジットカード納付がおすすめですね。

以上、「国民年金保険料をクレジットカード納付に変更する方法、そしてメリットやデメリット」についての紹介でした。

 
【クレジットカード 活用術編】
第一弾: クレジットカードの限度額を引き上げる3+1つの方法とリスクについて!
第二弾: 切替簡単!公共料金をクレジットカード払いにするメリットと注意点!
第三弾: クレジットカードとnanacoを併用して固定資産税などの税金をお得に支払う方法
第四弾: 国民年金保険料をクレジットカード納付に変更する方法。口座振替とどちらがお得か徹底検証!
第五弾: 不安解消!高速道路の通行料をクレジットカード払いにする際の4つの疑問

 

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