クレジットカードを解約する前に確認しておきたい8つのポイント!
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最終更新日:2023/09/28
クレジットカードの基礎知識
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皆さんはクレジットカードの解約ってしたことありますか?私は何度かしたことがあるのですが、解約ってすごく簡単にできますよね^^;
カードの裏面に書いてある電話番号に電話をかけて、対応してくれたオペレーターさんに「カードを解約したい」って言うだけで終わり、あっけないですよね。
まぁ本人確認や解約理由を聞かれるなどの内容は多少はしょってはいますが、とにかく最初に解約した時はあっけないなぁと思ったものです。
けど、解約するときには事前に確認しておいたほうが良いポイントがあるということを後から知りました^^;
そこで今回は、『クレジットカード 基礎知識編』の第五弾として「クレジットカードを解約する前に確認しておくべきポイント」について紹介したいと思います。
クレジットカードの解約を検討している方はぜひ読んでみてください。
目次
クレジットカードを解約する前に確認しておきたい8つのポイントとは?
確認ポイントを全部あげてしまうと疲れてしまいますので、今回はより重要と思われる8つをピックアップして紹介したいと思います。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
1.貯まったポイントは残っていませんか?
カードを解約したら、これまでに貯めたポイントは全部なくなってしまいます。
もったいないので貯まったポイントは解約する前にすべて使い切ってしまいましょう(^^) 念のため、商品が届いた後に解約するのが良いかと思います。
まぁ中には例外もあって、楽天カードのようにカードを解約してもポイントがなくならないってのもありますがね。いわゆるカードではなくて「アカウントID」にポイントが紐付けされている場合です。
2.カード加入直後ではありませんか?
「今ならカード入会特典として◯◯ポイント進呈!」よく見かけますよね。入会特典だけもらって、カードは使わないからハイさよなら(^^)ノ まぁ気持ちはわかりますが、あまりしない方が良いかと思います。
カード会社の立場から考えれば、入会特典だけもらわれて解約されたらやっぱりいやですよね。そんなお客さんには自社のカードは二度と発行しない!って思われてもおかしくありません。
実際にカード会社はそのような申込者を要注意人物として認識しています。カードを1枚発行するのにもやっぱりお金はかかっていますし、要注意人物として認識されないためにも、カードを作ったのであれば、少なくとも半年~1年間は保有されることをおすすめします。
できれば2、3度くらいは利用してあげると良いのではないでしょうか(^_^)
3.はじめて作ったカードではありませんか?
クレジットカードを作った時や解約した時には、その事が個人信用情報機関にちゃんと記録されます。
カードを作った日付が古ければ古いほど、今後新たにカードを作ろうと思った時に有利に働きます。もちろん、延滞などないきれいな履歴であることが大前提ではありますが^_^;
ですから、年会費がかかっているなどの特別な理由がなければ、加入期間の一番長いカードは解約しないで持ち続けることをおすすめします。
個人信用情報機関って何?という方は「クレジットカードでブラックリストに載る代表的な3つのケース」で紹介していますので参考にしてください。
4.自動引き落としに設定していませんか?
公共料金などの支払いをカードによる自動引き落としに設定している人も多いかと思いますが、もし解約するカードで引き落としを行っている場合は、解約前に別の支払い方法へ変更しておく必要があります。
公共料金の支払いをカード払いにするのって、お金の管理がしやすいとか、楽だからってのもありますけど、やっぱりカードのポイントが貯まることだと思うんですよね。
けど、注意しないといけないのは、自動引き落としに設定してあるカードを解約しても、そのカードで支払い契約を結んでいる会社には解約した事が伝わらないということなんです。
つまり、カードは使えないが引き落としだけが続いてしまうということになってしまいます。もちろんカードは解約していますのでポイントはつきません(TωT)
解約前にはくれぐれも支払い方法の変更は忘れずに
5.未払いの残高が残っていませんか?
カードを解約すると、その時に残っている未払い残高(分割払いやリボ払い、キャッシングなど)を一括で請求される場合があります。
お金にあまり余裕がない場合は、返済が済んでからか、もしくは解約時点でどれくらい未払い残高が残っているのかを確認してから解約されることをおすすめします。
6.何枚かまとめて解約しようとしていませんか?
カードを整理していたら使っていないカードが結構出てきたな^^; 使わないからまとめて解約してしまおう!その気持ちは非常によくわかります。スッキリしますもんね(^^)
でも、まとめてカードを解約するのは避けた方が無難かもしれませんよ。カードを解約したら、個人信用情報機関に解約したことが記録されると少し前に言いましたが、まとめて解約したらまとめて解約したことがちゃんと記録されます。
するとどうなるか、今後新しくクレジットカードを作ろうと思ったり、住宅ローンなどを組もうと思った時に、まとめて解約した履歴が個人信用情報機関に載っていると、「ん?この人、何かまとめて解約しないといけない理由でもあったのかな?ちょっと不安だから今回は見送ろうかな?」なんてことになる可能性もないとは言い切れません。
ですから、ちょっと面倒くさいですが、時期をずらして解約されることをおすすめします。
7.旅行には行きませんか?
海外旅行保険や国内旅行保険が付帯しているクレジットカードは現在たくさんありますが、もし解約しようとしているカードに旅行保険が付帯している場合はちょっとまってください。
なぜなら、旅行保険の補償額は他のカードと合算することができるからです。1枚ではまかなえない補償額であったとしても、2枚、3枚と合わせれば、補償額が足りないといったような事にはならず、もしもの時にも安心です。
ですから、旅行によく行かれる方、あるいは今後行く予定があるという方は、解約せずに持っていた方が良いかと思います。
ただし、そのカードが「自動付帯」なのか、それとも「利用付帯」なのかは事前にしっかりと確認しておいてくださいね。
8.ETCカードや家族カードは利用していませんか?
ETCカードや家族カードは、本会員のカードに付帯しているサービスの一つとなりますので、本会員がカードを解約したと同時に利用できなくなってしまいます。
特に、ETCカードは高速道路でうっかり使って、ETCレーンのバーが上がらず大事故につながる恐れもありますので十分注意してくだいね。
まとめ
解約すること自体はすごく簡単なことですが、うっかり解約してしまうとデメリットとなる場合もあります。
「しまった!」と後悔しないためにも、今回ご紹介した以下の8つのポイントは、最低限確認されることをおすすめします。
- 残高ポイントは残っていないか?
- カード加入直後に解約しようとしていないか?
- 一番最初に作ったカードではないか?
- 自動引き落としに設定していないか?
- 未払い残高はないか?
- カードをまとめて解約しようとしていないか?
- 旅行傷害保険は利用しないか?
- 付帯カードは利用していないか?
以上、『クレジットカード 基礎知識編』の第五弾、「クレジットカードを解約する前に確認しておきたい8つのポイント!」についての紹介でした。
次回は、第六弾として「クレジットカード番号に隠された秘密」について紹介したいと思います。
⇒ 第六弾: クレジットカード番号に秘められた意味を徹底紹介!適当に数字を並べているだけじゃないんだ
【クレジットカード 基礎知識編】
第一弾: クレジットカードの仕組みを図解で徹底解説!三者間契約とは?
第二弾: 店頭とネットショップでのクレジットカードの使い方。初めての方は必見!
第三弾: クレジットカードの有効期限について!見方や注意点などを徹底解説!
第四弾: 有効期限間近!クレジットカードの更新方法や審査について
第五弾: クレジットカードを解約する前に確認しておきたい8つのポイント!
第六弾: クレジットカード番号に秘められた意味を徹底紹介!適当に数字を並べているだけじゃないんだ
第七弾: ちゃんと破棄してる?クレジットカードの捨て方には細心の注意を!3つの処分方法まとめ