切替簡単!公共料金をクレジットカード払いにするメリットと注意点!
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最終更新日:2023/09/28
クレジットカードの活用術
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クレジットカードの醍醐味といえば、なんといっても利用額に応じてどんどん貯まっていく「ポイント」ですよね。
そして、ポイントを効率よく貯めるコツといえば、毎月かかる公共料金の支払いをカード払いにすること。言わずもがなですよね。
しかしながら、まだまだ公共料金を口座振替で支払っている方もたくさんいらっしゃいます。その理由については、色々とありますのでわかりませんが、もしも、「カード払いに切り替える方法がよくわからない」や「切り替えるのが面倒くさい」、「カード払いにするメリットがよくわからない」と言った理由から、カード払いにしていない方がいらっしゃいましたら、すぐにでもカード払いへの切り替えをおすすめします。
これは非常にもったいないですよ^^; 毎月必ず支払う必要があるからこそ、少しでもお得に利用していくべきたど私は思います(^_^)
そこで今回は、『クレジットカード 活用術編』の第二弾として、「公共料金をカード払いにするメリット。そして切り替え方法」について紹介したいと思います。
現在、公共料金の支払いを口座振替やコンビニ払いにしているという方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
公共料金の支払いをカード払いに切り替えるだけでメリットがいっぱい!
公共料金の支払いをカード払いに切り替えるだけで得られるメリットとしては次の3つがあります。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
1.カードの利用明細書ひとつで支払管理もらくらく!
「家計簿をつけるのは面倒くさいけど、毎月かかる公共料金の管理はしたい!」そんな方にカード払いはうってつけです。
電気代やガス代など各種公共料金の支払いを、カード払いに集約すれば、毎月カード会社から発行される利用明細書を見るだけで、支払った公共料金の内容すべてを一覧で把握することができます。
簡易的な家計簿代わりとしても利用でき、家計管理が簡単に行えるようになります。
2.支払いは毎月1回だけの決まった日!
口座振替の場合は、利用料金の引き落としがバラバラでわかりづらく、「入金するのを忘れていた!」ということにもなりやすいですが、カード払いなら、支払日は毎月1回だけと簡単です。
利用代金はカード会社がすれべて立て替えくれるため、毎月1回あるカード会社の引き落とし日にさえ間に合えば、うっかり払い忘れということはなくなります。
3.毎月ポイントが自動で貯まる!
カード払いに切り替えることのメリットとして、家計管理のしやすさや、払い忘れの防止ということをあげましたが、それはあくまでおまけ程度に過ぎません。
カード払いにする本当のメリットは、何と言ってもポイント還元という名の実質的な割引が受けられることです。これは、口座振替では絶対に味わうことのできない、カード払いならではの特権です。
では、実際にカード払いにすることで、どれくらい割引になるのかということを、具体例を交えながら見ていきたいと思います。
【具体例】
電気代:5,000円 ガス代:6,000円 水道代:2,000円(1ヶ月に換算) 携帯電話料金:14,000円 プロバイダ料金:4,000円
例えば、毎月必ず出て行く固定費を上の5つとした場合、1ヶ月間にかかる支払総額は、31,000円。年間になおすと372,000円になります。
一般的なクレジットカードの還元率である0.5%で計算すると、年間で1,860ポイント貯めることができます。1ポイント=1円で換算すると年間で1,860円になります。
つまり、公共料金の支払いをカード払いに切り替えるだけで、年間1,860円の割引を受けることができるというわけです。
しかも、一度カード払いへの切り替え手続きを済ませてしまえば、あとは何もしなくても毎年1,860円が自動的に割引されるというのも非常にありがたい。
もちろん、上で紹介したケースはあくまで一例にすぎませんので、家族が多い方であればその分毎月の固定費も高いでしょうし、WOWOWやスカパーなどの放送料金や、新聞購読料なども合わせて利用しているという方であれば、さらにお得感も高まっていきます。
今一度、ご自身の毎月出ていく固定費が、いくらぐらいになっているのか調べてみることをおすすめします。
公共料金を支払うカード選びのポイントとは?
「クレジットカードならどれでも一緒。なんでもいいや」と思っていたなら、それはもったいないですよ。
各カード会社も公共料金の支払いには力を入れてくるところが多く、通常のショッピングなどでの還元率は0.5%だったとしても、携帯電話料金やプロバイダ料金などの支払いでは、ポイントが2倍(還元率=1%)になるといったカードも多数存在しています。
VIASOカードもその内の1枚です。あと、有名どころで言うと「楽天カード」も公共料金の支払いにはおすすめです。年会費が無料なうえ、ポイント還元率がいつでも1%と高いです。
単純に割引額が上で紹介した、還元率0.5%の倍(1,860円⇒3,720円)になるわけですから、利用しない手はないですよね。
ですから、せっかくカード払いにするのであれば、少しでもお得になるものを選ぶようにするのが良いかと思います(^^)
以上が公共料金の支払いをカード払いに切り替えた場合のメリットになります。
続いては、カード払いが可能な料金には一体何があるのか?ということについて見ていきたいと思います。
クレジットカード払いが可能な料金には何がある?
カード払いが可能な料金は何も公共料金だけではありません。衛星放送やケーブルテレビ、新聞購読料や各種保険などたくさんあります。
ここで、すべて紹介することは出来ませんが、主要と思われる固定費については、一覧で載せておきますので参考にしてみてください。
カード払いが可能な固定費一覧
固定費 | 提供会社 |
電気料金 | 北海道電力、東北電力、東京電力、北陸電力、中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力 |
ガス料金 | 東京ガス、大阪ガス、東邦ガス、九州ガス、大和ガス、京葉ガス、西部ガス、北海道ガス、北ガスジェネックス、四国ガス、河内長野ガス、山口合同ガス、北陸ガス、仙台市ガス局、広島ガス、千葉ガス、大多喜ガス、東彩ガス、岡山ガス、東彩ガス、中部ガス、豊岡エネルギー、静岡ガス、日本ガス、東部ガス、レモンガス、ひまわりガス、Obbli、ツバメガスフロンティア など |
水道料金 | 東京都水道局、多摩地区都営水道、武蔵野市水道部、横浜市水道局、尾鷲市水道部、福岡市水道局、尼崎市水道局、大津市企業局、水戸市水道部、長崎市上下水道局、札幌市水道局、浜松市上下水道部、神戸市水道局、京都市上下水道局、大阪市水道局、神奈川県水道局、笠松町水道課、玉城町上下水道課、三次市水道課、猪名川町水道事業、川崎市上下水道局 など |
プロバイダ料金 | イオン・ネット、Yahoo!BB、OCN、au one net、ODN、BIGLOBE、@nifty、Spin Net、SANNET、BROBA、So-net、ZERO、@nsk、メディアキャット、TikiTikiインターネット、DTI、ぷらら、ASAHIネット、AOL、hi-ho など |
携帯電話・PHS料金 | NTTドコモ、au(エーユー)、SoftBank(ソフトバンク)、WILLCOM(ウィルコム)、Y!mobile(ワイモバイル) |
固定電話料金 | KDDI、ソフトバンクテレコム、フュージョン・コミュニケーションズ、NTT東日本、NTT西日本、NTTコミュニケーションズ、ジーエーピー など |
放送料金 | NHK、NHKオンデマンド、スカパー!、WOWOW、スターキャット、J:COM、USEN、iTSCOM、苫小牧ケーブルテレビ、大館ケーブルテレビ、花巻ケーブルテレビ、大崎ケーブルテレビ、青葉ケーブルテレビ など |
新聞料金 | 朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、産経新聞、東京新聞、東京中日スポーツ、北日本新聞、日本経済新聞、日本海新聞、琉球新報、中国新聞、西日本新聞、中日新聞 など |
電力会社や携帯電話会社に至っては全社カード払いが可能となっています。水道料金にかんしては、カード払いに対応していない自治体が多いですね。私が住んでいる地域もカード払い不可です^^;
続いては、固定費の支払いをカード払いにする際の注意点について見ていきたいと思います。
口座振替からカード払いに切り替える際の注意点とは?
メリットがいっぱいのカード払いですが、口座振替からカード払いへ切り替える際には、いくつか注意点があります。それは下記の3つです。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
1.電気料金のカード払い
口座振替からカード払いに切り替える際に最も注意しないといけないのが、電気料金になります。具体的に言うと、カード払いにすることで「損」をしてしまう場合があるということです。
なぜなら、毎月の電気料金の支払いを口座振替にすることで、料金が割引になる「口座振替割引サービス」を提供している電力会社があるからです。
この割引サービスがあることで、カード払いにしない方が得をするというケースもあります。それでは、具体的に損をしてしまうケースについて見ていきます。
まずは、下記の表を見てください。
電力会社 | 口座振替割引 | 管轄エリア |
北海道電力 | 割引なし | 北海道 |
東北電力 | 割引なし | 青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県 |
東京電力 | 毎月 54円(税込)の割引 | 群馬県、栃木県、茨城県、埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県、山梨県 |
北陸電力 | 毎月 54円(税込)の割引 | 富山県、石川県、福井県(一部)、岐阜県(一部) |
中部電力 | 毎月 54円(税込)の割引 | 長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県 |
関西電力 | 毎月 54円(税込)の割引 | 京都府、大阪府、滋賀県、兵庫県、奈良県、和歌山県、福井県、三重県、岐阜県(一部) |
中国電力 | 毎月 54円(税込)の割引 | 広島県、山口県、島根県、鳥取県、岡山県、兵庫県(一部)、香川県(一部)、愛媛県(一部) |
四国電力 | 毎月 54円(税込)の割引 | 香川県、徳島県、高知県、愛媛県 |
九州電力 | 毎月 54円(税込)の割引 | 福岡県、長崎県、大分県、佐賀県、宮崎県、熊本県、鹿児島県、広島県(一部) |
沖縄電力 | 割引なし | 沖縄県 |
まず、電力会社10社のうち、「北海道電力、東北電力、沖縄電力」にかんしては、口座振替割引サービスを実施していませんので、迷うことなくカード払いに切り替えるのが得策です。
では、残りの7社についてはどうでしょうか。上の表を見ると、7社とも毎月の割引額が「54円(税込)」と皆同じです。年間を通して見れば「648円(税込)」の割引額となっています。
この54円そして648円が、カード払いに切り替えるかどうかの分岐点になります。要は、毎月あるいは年間を通して、この割引額を上回ることができるようであれば「カード払い」、下回るようであれば「口座振替」にしたほうが良いということです。
具体的な金額で言うと、ポイント還元率が0.5%のカードなら、毎月の電気料金が10,800円以上、年間で129,600円以上の利用が見込めれば、カード払いの方がお得。
還元率が1%のカードであれば、毎月5400円以上、年間64,800円以上の利用が見込めれば、カード払いの方がお得ということになります。
以上のように、電気料金に関しては、カード払いにすることで逆に損をしてしまうケースもありますので、切り替える際には十分注意してください。
この電気料金によって損をしてしまう可能性があることが、カード払いに切り替える唯一のデメリットと言えるのかも知れませんね。
2.カードの更新と再発行
基本的には、クレジットカードの有効期限やカード番号などに変更があったとしても、カード会社が提供している「洗替」というサービスにより、カード情報を再度登録しなおすという必要はありませんが、すべての会社に対応しているわけではありませんので、事前に洗替サービスが適用になるのかどうかということは確認しておかなければなりません。
ちなみに洗替とは、カード会社が電力会社、ガス会社をはじめとする引き落とし企業に、有効期限やカード番号が変わったカードのデータを送付し、自動的にカード情報を最新のものへと更新してくれるサービスのことを言います。
この洗替により、利用者は面倒な手続きをすることなく引き続きサービスを利用することができます。
3.カードの解約
公共料金などの支払いに設定しているカードを解約する場合には、事前に請求対象カードを変更しておく必要があります。
たとえ、カードを解約したとしても、定期的に引き落とされる設定をしていた場合には、請求対象カードの変更や、引き落としの停止手続きなどの変更を自分でしない限り、そのカードに請求がきてしまいます。
そうなると、カード払いにはなっているが、解約しているのでポイントは付かないという訳の分からない事態になってしまいます^^;
以上、口座振替からカード払いに切り替える際の注意点についての紹介でした。それでは最後に、クレジットカード払いへの切り替え方法について紹介して終わりにしたいと思います。
クレジットカード払いへの切り替え方法とは?
「口座振替からカード払いに切り替えたいとは思うけど、なんだか手続きが面倒くさそうだな・・・」こんなふうに思っている方もいらっしゃるのではないかと思いますが、安心してください。カード払いへの切り替え手続きは、ものすごく簡単です。
基本的には、カード払いに切り替えたい該当会社(電力会社やガス会社など)のホームページにある「お支払い方法」というところから、インターネットを経由して申し込むことができます。
または、カード会社のホームページにある「各種料金のお支払い」というところからでも直接手続きが可能となっています。どちらを選択したとしても、驚くほど簡単に切り替え手続きができるはずですので、ぜひお試しください(^^)
もしも、インターネットを利用できる環境が整っていない場合には、少々面倒くさいですが、申込書を取り寄せたり、直接、該当会社の窓口に出向くことで、カード払いに切り替えることができます。
以上、「公共料金をカード払いにするメリット。そして切り替え方法」についての紹介でした。
次回は『クレジットカード 活用術編』の第三弾として「クレジットカードとnanacoを併用して税金をお得に支払う方法」について紹介したいと思います。
⇒ 第三弾: クレジットカードとnanacoを併用して固定資産税などの税金をお得に支払う方法
【クレジットカード 活用術編】
第一弾: クレジットカードの限度額を引き上げる3+1つの方法とリスクについて!
第二弾: 切替簡単!公共料金をクレジットカード払いにするメリットと注意点!
第三弾: クレジットカードとnanacoを併用して固定資産税などの税金をお得に支払う方法
第四弾: 国民年金保険料をクレジットカード納付に変更する方法。口座振替とどちらがお得か徹底検証!
第五弾: 不安解消!高速道路の通行料をクレジットカード払いにする際の4つの疑問